両親のドミ共ツアー
先月、家族が日本から来てくれました。
実現するのに少し時間がかかったけど、
来てもらえて本当に良かった!!
わたしが住むことがなければ、99.9%来ることはなかったであろう、
出会うことはなかったであろう場所とひと。
家族に会えたことはもちろんですが
自分の大事なひと同士が、自分を介してポジティブなつながりをもってくれる
すごく幸せを感じられる時間でした。
観光はそこそこ
ホームステイ先や配属先、私がここで一緒に過ごして助けてもらっている
大事な人たちを紹介するツアーを敢行しました。
ほぼ海外旅行経験もないのに遠くまで来てくれた両親、送り出してくれた家族
楽しみにしてくれ、歓迎してくれたドミニカの大事なひとたちに本当に感謝です。
Feliz navidad.
環境プロジェクト
去年は、年中ほとんど気候が変わらないと思っていたけど
1年以上経って、今年は明らかに変化が感じられるようになりました。
11月に入ってから、朝晩ほんのちょっと寒いです。
そんな11月から同僚とチームで進めている
環境プロジェクトが本格的に始動しました!!
私たちの大きな目標は
「使い捨てプラスチックを減らすこと!!」
実は、この目標を共有できていることはかなりすごいことだと思っています。
理由は3つ
1.
環境のテーマで話をすると、ほぼリサイクル
次にごみの分別、植林とかが話題になりやすいです。
でも実際には、リサイクルに必要な技術、経済力、道具をそろえるのは簡単ではなく、
リサイクルできない廃棄物がたくさんあるんです。
2.
「リサイクルしたもの」は目に見えるけど
「減らした使い捨てプラスチック」を見るのは難しい。
また、ゆっくりとした変化でモチベーションを保つことは簡単ではないです。
3.
プラスチックは本当に便利!
特に衛生環境が整っていないところでは
安くて軽くて衛生的な使い捨てプラスチックは救世主です。
それに、今まさに経済発展中の社会では
多くの場面でプラスチック製品が使われています。
ことあるごとに目標を確認しながら、継続する大切さを確認しながら進めています。
いろいろ上手くいかないこともありますが、
関係が深まっていくこと、徐々に一緒にできることが増えていくことは本当に楽しい。
少しずつ、きれいな生活環境が出来ていったらいいな。
活動の進展
この1~2か月
活動が良い意味で予想外に進展していて
バタバタしつつも、すごく面白さを感じています。
今、私がメインとしている活動の目的は
「使い捨てプラスチックを減らす」
「少ない資源でこどもの遊びを確保する」
このどちらも、なにか一つのイベントで達成されるという目的ではないし
長期的に取り組む必要があることです。
だからこそ、一緒に活動しているチームで、この目的について
なぜ必要なのか、どんな姿を目指すのかを具体的に共有するようにしています。
そもそもの要請内容や、日本での経験とは違うけれど
間違いなくソーシャルワーカーの仕事です。
配属先に来てから1年が経過して
提案に興味を持ってくれる同僚が現れ、
一緒にやろうと声をかけてくれる仲間もできて、今の活動に結び付きました。
いまは
国内に数百か所ある配属先のセンターや、本部で
ミニ講義や、現状把握の調査、細かい内容を詰める作業をしています。
私一人では到底できないことが、やる気のある楽しい仲間と一緒に、
少しずつ進んでいて、これからがすごく楽しみです。
外国人になって -どこの国のことも語らない-
「日本人です」って言うと
ほぼ100パーセント好意的な反応が返ってきます。
世界の人たちの”日本”のイメージを作っている
日本の歴史や、企業、たくさんの素晴らしい日本人たちのおかげで
私は日本人であることに誇りをもって過ごすことができています。
これは、本当にありがたく、素晴らしいことだと思うし
その好意的なイメージを良い意味で更新できるよう、がんばらなきゃと思わされます。
そして
どこの国のことも語らない について
日本のことを好意的に思ってくれているひとが
日本を褒めてくれるのと同時に、一方で〇〇国は、、、みたいな感じで
あまり良くない評価を語るのを耳にすることが何度かありました。
そのほとんどが実体験ではなく、間接的な情報でつくられたイメージで
好意的なイメージの場合はまだ良いのですが
良くないイメージで、自分の知り合いや、協力隊同期がいる国のことを言われたりすると
実際そんなことないと思うけど、、、と違和感を感じました。
日本に好意的な反応をしてくれたことよりも
違和感が強く残ってしまって
この人とは仲良くなれないかも、、、と思うことがありました。
(わたしの粘着気質も大いに影響していますが)
イメージだけでその国を語らない。
仮に、実際に行ったことや、生活したことがあったとしても
自分が経験したことは、ごく一部であって、その”国”を語ることはできない。
”〇〇国は、、、”じゃなく
”わたしは、、、”って言うように気をつけます。
外国人になって -ジロジロ見るより挨拶する-
ドミニカ共和国で外国人という立場になってみて
道を歩いているだけで
びっくりするくらいジロジロ見られることがあります。
というより、毎日です。
国際色豊かな国ですが、アジア人は決して多くはないので
やっぱり珍しい見た目が気になるようで
髪の先からつま先まで、なめるように見られることもあります。
実際レアな存在だと分かりつつも
見られてる方は結構気になるし、いい気持ちではないです。
笑顔で見てたり、あいさつしてくれたり、声かけてくれたら
嬉しいし、こちらからも声をかけようと思えます。
笑顔であいさつは、道で急にされても全然嫌な気持ちになりません。
でも、無言の硬い表情でジロジロ見られると、どうしてもテンションが下がるんです。
日本で知り合ったヨーロッパの友人も、日本で同じように感じたと話していました。
私も日本で、声をかけるでもなく、違う見た目の人をジロジロ見たことがあります。
自分が外国人になって感じたこと。
見てる方はチラ見のつもりでも、見られている方は結構気になる。
ただジロジロ見られているのはすごく嫌な気持ちになる。
言語に不安があっても、声をかけてくれたら嬉しい。
それから、外国人である今、心がけてること
自分からあいさつすると、やっぱり相手に笑顔になってもらえる。
嫌な気分になる前に、見られる前に、こちらから笑顔で声をかける。
先手必勝です!!
アボカド一個30円の季節
更新が滞ってしまいました。
のんびり続けられたら、、、
と言いながらも、さすがにまずいです。
ドミニカ共和国は日本と同じように夏真っ盛りです!!
基本夏なのであまり季節の差は大きくないですが。
そして、1年に2回あるアボカドの旬です。
私はアボカド大好きなので、本当にうれしい。
通勤経路にはいつも軽トラいっぱいのアボカド屋さんがいて、ひとつ30円。
しょっちゅう買っていて、休みの前になると「土日にちょうど食べられるのちょうだい」と言って選んでもらっています。
日本(私がよく行ってたスーパー)では、一個200円くらいするから嬉しいと話したら、びっくりを通り越してひいていました。
ホームステイ先の庭にも、職場にもアボカドの大きな木があって、みんなで熟して落ちてくるのを待ってます。
去年の7月末、ドミニカ共和国に到着した日
スーパーの入り口で売っていたアボカドを買って
食べごろがよく分からず
すっごく硬くて苦労して剥き、すっごく青臭いアボカドを食べました。
1年経って、もう一瞬触れば食べごろの判断ができるし、切り方も上達しました。
スプーン一個で手の上でカットできます!
それから
挨拶のハグが遠すぎず近すぎず出来るようになった。
バスやタクシーを上手に止められるようになった。
雨の気配を察知できるようになった。
鍋でおいしくご飯を炊けるようになった。
5時に起床できるようになった。
無事に1年過ごせ、いろんなことが出来るようになりました(笑)
すこしでも幅のある人間になっているといいな。
外国人になって -はじめに-
私がこの2年間で
大事にしたいテーマのひとつが
「外国につながりを持つ人と安心して過ごすためにできることを持ち帰る」
です。
日本で、ソーシャルワーカーとしての仕事を通じて
いろんなところでグローバルとかインターナショナルとか聞くなあ。
日本は魅力的な国だって海外からもたくさんの人が興味を持ってくれてるんだなあ。
でも、日本で暮らす外国につながりを持つ人たちが、安心して過ごせてないかも。
私もどうしたら良いのか分からなくて困ることがある。
こんなことを感じていました。
そういうことへのアンテナを高くして過ごしているうちに、
自分が外国人になったら
もう少しできることや、お互いに安心できることが
増えるかもしれないと考えるようになりました。
(他にもいろんなきっかけはあったけど)
「外国につながりを持つ人と安心して過ごすためにできることを持ち帰る」は
今ここにいる大きな理由ひとつです。
だから
外国人になった私が感じること
こんなのあると安心できるって考えたことを
忘れてしまわないように、たくさんここに残していこうと思います。
さらに、読んでくださる方にも、何か役立ったら嬉しいです。