帰国して1か月
帰国して1か月が経ちました。
細々と投稿してきたこのブログ、どうしようかと考えているうちに時間が経ってしまいました。
タイトルでも書きましたが、日本にいます。
このブログは、今後のことが決まったら、その投稿をして最後にしようと思います。
という訳で、今回はまだ最後ではない、、、予定です笑
という訳で、今回はまだ最後ではない、、、予定です笑
まだまだ世界的に落ち着かない状況が続いていますが、今回の帰国に至った経過を、自分の整理のためにも投稿しておこうと思います。
私が滞在していたドミニカ共和国では、2月中旬頃から新型コロナウイルスが話題になってきていました。
その時点では、現地での感染について心配しているというよりは、“中国で大変なことになっている”という情報が中心で、アジア人のひとりとして嫌な思いをしたり、それに関連したいろーんな情報がSNSでシェアされたりという状況。居心地の悪さを感じることはありながらも、特に生活上の制限はなく過ごしていました。
その時点では、現地での感染について心配しているというよりは、“中国で大変なことになっている”という情報が中心で、アジア人のひとりとして嫌な思いをしたり、それに関連したいろーんな情報がSNSでシェアされたりという状況。居心地の悪さを感じることはありながらも、特に生活上の制限はなく過ごしていました。
そこから一ヶ月経たないうちに、現地で感染者が出始め、徐々にマスクをする人を目にするようになり、お店でもマスクやアルコール消毒液が品薄になり始めました。
ちなみに、ドミニカ共和国では日常的にマスクをする人は皆無で、感染予防の目的で気軽につけると、感染者という印象を与えてしまうので、訪問の際にはお気をつけください。
ちなみに、ドミニカ共和国では日常的にマスクをする人は皆無で、感染予防の目的で気軽につけると、感染者という印象を与えてしまうので、訪問の際にはお気をつけください。
それから、食べ物や衛生用品全般を買い占める人が出てきて、スーパーは混み合い、全体的に品薄状態に。
3月中旬、大統領の会見があり、不要不急の外出や外食自粛というながれに。
その会見の翌日、JICAから“全世界の隊員を緊急帰国させる方針”、調整ができ次第出国できるように荷物の準備をしてくださいという連絡を配属先で受け、すぐに可能な限りのお別れと引き継ぎをしました。
翌日、まだ外出ができる状況だったため、もう一度配属先に行き、お別れと引き継ぎを無理やり終わらせて早めに帰宅。家に帰って、荷物の準備。(出発日の分からない荷造りの難しいことったらない!!)
その日の夜、集会や外食禁止、生活必需品以外の販売店営業禁止、2日後から2週間の国境封鎖という大統領の会見。
国境封鎖、、、帰れない?!
という混乱した感じになりました。
ただ、同じように先の見えない状況で、ご自身や御家族のこともありながら、必死に調整に動いてくれるJICA事務所の方からの連絡を待つしかありません。その結果、これから2週間の出国はないという連絡があり、パッキングした荷物を一旦荷ほどき。
食料もしばらく必要になったので、翌日スーパーに行くと、ホームステイ先のママから、「外出はゼロ!」と怒られ、「生活するのに必要な外出はゼロにできない!」と初めての喧嘩。人に会わない散歩もダメと言われ、2週間コレでは心身ともにもたないと思い、最後の最後に、、、と悲しく悔しい気持ちになりつつ、出国までの期間のホテル暮らしを考えはじめました。
その数時間後「明日出国」と連絡があり、再度混乱しつつ準備。
ママに言わなきゃ、でも話しかけるのやだな、、、と思いつつ少しパッキング。意を決してママに声をかけると不機嫌な返事(たぶん私も不機嫌な口調だった)。改めて意を決して報告すると、言いながら泣けてきてしまい、ママと泣きながらハグ。これまでの感謝、最後にこんなかたちでお別れになってしまうことの悲しさ、これからのお互いの健康安全を祈ろう!と話し、この2年弱で彼女と築いてきた関係性の強さに心の底から安心しました。
そこから本格的にパッキング(その日買った食料は全く手をつけずホームステイ先へのプレゼントに) 同僚や友だち、日本の家族に連絡して、気持ちが昂ぶってほとんど寝付けず、あっという間に翌日。
翌朝、愛する同僚でありドミニカでのママでもある親友が送ってくれ、JICA事務所へ。諸々の説明を受け、職員さんに挨拶をして、空港へ向かいました。
もう2年近く滞在していた私たちから、数ヶ月前に到着した隊員まで10人くらいが同じグループ。それぞれ違った思うところがありながら成田着。
JICA本部の決定から、出発まで3日半。
本当に嵐のような時間でしたが
きちんと関係を築けていた人とは、振り回されずに繋がっていられるし、安心してこれからも身近な人でいられる
と改めて感じています。
それから、私たちボランティアの帰国やその後の安全や健康を守るために尽力してくれる職員のみなさんには、本当に感謝です。
ボディタッチ大好きなドミ共人流、感染予防と愛情表現を両立する
“ハグ&キス社会的距離ver.”
すっごく可愛いので、ぜひやってみてください!!
1、自分を抱きしめるみたいに、胸の前で両手をクロスして、そのまま上半身を左右にちょっと揺らす
2、口を尖らせて「チュッチュッ」と音を鳴らす
3、「Te quiero mucho!! テ キエロ ムーチョ」大好きだよ!(これはいつも通り笑)
2、口を尖らせて「チュッチュッ」と音を鳴らす
3、「Te quiero mucho!! テ キエロ ムーチョ」大好きだよ!(これはいつも通り笑)